みなさんのモチベーションってなんでしょう?お金、恋人、夢の実現、、、、いろいろあると思います。でもこのブログで掲げる心身の野生化という観点から、そもそも野生の動物が行動している理由ってなんだろうと考えたら即答えは出てきます。「食うため」です。野生の動物は全て「食うために働き、働くために食う」。・・・これだっ!この感覚を常に身につけたらきっと俺は強くなれる!そして食物において直接食材との「戦い」を求められるのは「肉」を得るとき!だからタンパク質は得難く「うまい!幸せ!」と認識するようにできているんだー!!と推論立てました。そんなわけで心身の野生化で活力向上のために、まずは獲物とすべき肉について考えよう!!
テストステロンにはタンパク質×亜鉛×ビタミン!
肉を紹介する前にテストステロン形成に必要な栄養素を確認。栄養で特に大事なのは「タンパク質」「亜鉛」「ビタミン(B、C、E)」。まずはそれぞれの特徴をば。
【タンパク質】テストステロンと言うより肉体形成、ホルモン生成に超重要なのがたんぱく質。ご存じの通り肉、魚貝類、大豆などに多く含まれているものです。タンパク質の元となるアミノ酸を積極的に摂っていく必要があるものの、現代の日本で「不足」することはあまりない。
【亜鉛】次に超重要な亜鉛。「テストステロン 食べ物」なんかで検索を掛けたらトップに出てきやすい牡蠣や日本古来より精がつくとされているウナギなんかに多く、ナッツ類などからも摂れるものの、普段の生活で不足しがちでサプリで補う人も多い成分。
【ビタミン】最後に果物や緑黄色野菜などから摂れる抗酸化ビタミン類。テストステロンの材料となる物質は酸化に弱いので、抗酸化作用のあるビタミンBやC、Eを摂取して抵抗していきたい。
最強の栄養素を持つ肉を調べてみた
肉を食うのはわかったけど、普段スーパーで牛肉、豚肉、鶏肉を食べているわけだが、それらの栄養素ってどうなんだろう、野生化にはもっといい肉があるんじゃないか・・・というわけで、上記3つのうち肉に関係の強い「タンパク質」と「亜鉛」を特に注視して色んな肉を栄養素の比較表を作ってみました。それがこちら。
100gあたり | 牛肉 | 豚肉 | ラム肉 | 鹿肉 | 猪肉 | 兎肉 | 馬肉 | 山羊肉 |
カロリー(kcal) | 371 | 386 | 227 | 110 | 286 | 146 | 110 | 107 |
【3大栄養素】 | ||||||||
タンパク質(g) | 14.4 | 14.2 | 18 | 22.3 | 18.8 | 20.5 | 20,1 | 21.9 |
脂肪(g) | 32.9 | 34.6 | 16 | 1.5 | 19.8 | 6.3 | 16 | 1.5 |
炭水化物(g) | 0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.5 | 0.5 | 0 | 0.1 | 0.2 |
【ミネラル】 | ||||||||
ナトリウム | 52mg | 47mg | 55mg | 58mg | 45mg | 35mg | 50mg | 45mg |
カリウム | 230mg | 250mg | 270mg | 350mg | 270mg | 400mg | 300mg | 310mg |
カルシウム | 4mg | 3mg | 8mg | 4mg | 4mg | 5mg | 11mg | 7mg |
マグネシウム | 14mg | 15mg | 16mg | 26mg | 20mg | 27mg | 18mg | 25mg |
リン | 130mg | 140mg | 100mg | 200mg | 170mg | 300mg | 170mg | 170mg |
鉄 | 1.5mg | 0.6mg | 1.5mg | 3.1mg | 2.5mg | 1.3mg | 4.3mg | 3.8mg |
亜鉛 | 3mg | 1.8mg | 2.6mg | 3.1mg | 3.2mg | 1mg | 2.8mg | 4.7mg |
最強は鹿肉と山羊肉!でもあんまり食べる気しないぞ問題!
単純に栄養素リストを見ると、普段口にする牛肉や豚肉よりも低脂肪高タンパク質であり豊富な亜鉛を含む鹿肉と山羊肉の方がテストステロン向上に役立ちそうと言えます。
実際私はベトナムのハノイに数年在住していましたが、山羊肉レストランは非常にポピュラーで
店を訪れた際にも現地ベトナム人から精力がつくと教えられましたし、実感もしたこともあります。
が、みなさんそれ聞いて「よし!今日から鹿と山羊食うぞ!」と思えますか?
私は思えません。鹿はまだしも山羊肉は日本では馴染みがないし、
鹿もよほど特別な時に鹿しゃぶや鹿のステーキなどをジビエ体験として口にする程度のことでしょう。
味も不透明なら調理の仕方もよくわからないし、手を出す気にならない。
いくらテストステロンのためとはいえ、「おいしさ」という喜びを捨てすぎたくはない。
結論!グラスフェッドビーフが最強の獲物!
とは言え運動もさせられず小屋で本来食うはずじゃない穀物を人間様の都合で食べさせられてる家畜より自然を生きる肉の方がテストステロン向上に役立ちそうなのは間違いない。
そこで、おすすめなのがグラスフェッドビーフ。
普段私たちがよく食べる日米の牛は穀物を与えられているグレインフェッドビーフ(以下穀物牛)というものですが、牧草を意味するグラスを与えら育てられた牛肉をグラスフェッドビーフと言います。
グラスフェッドビーフと穀物牛の栄養素を比較してみると、まず穀物牛と比べてカロリーが約60%、脂質が約40%も少ない。
さらに、体脂肪を減らし、抗酸化作用があると言われる共役リノール酸の量が2~3倍もある。
また、アレルギーや肥満の原因となるオメガ3とオメガ6の比率ですが、穀物牛が100gあたり2g程度のオメガ3しかないのに対し、グレインフェッドビーフはその5倍にあたる100gあたり10g以上含有しており、バランスが理想である均等に近い(穀物牛はオメガ3に対してオメガ6が7倍くらい含有されている)
また、ビタミンEも6倍近く、ほかにも血中コレステロール値を調整してくれるなどいいことづくめだそうな。
いくら味がいいとは言え、本来食べるはずじゃない穀物を食べさせられ、ホルモンを調整され、太るために運動も禁じられた牛を体に取り入れて、いい体ができると思えないよなぁということで、テストステロン向上、活力向上にはグラスフェッドビーフがおすすめです。
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